おすすめの絵本紹介 〜Part12

かぞくっていいね!

『うちのかぞく』 谷口國博 文 村上康成 絵(世界文化社)

かあちゃんから はじまり、とうちゃん、ばあちゃん、にいちゃん、ねえちゃん、じいちゃんを楽しく歌って紹介!(巻末に譜面付き)

思わず 口ずさみながら、なんだかクスッと笑ってしまう絵本です。

「うちの ばあちゃん くしゃみして かおが しわくちゃになっちゃって 」「◯ ◯ ◯ ◯ に なっちゃった」。「えっ? ティッシュ?」「うめぼし?」…… あてっこしながら歌うといろんな答えが飛び出します。

そして「うちの かぞくが わらったら みんな ぽかぽかに なっちゃって」「おひさまに なっちゃった」の最後のフレーズに心がほっこり温まります。 


この絵本もおすすめ!

『ぎゅうぎゅうかぞく』 ねじめ正一 作 つちたのぶこ 絵(すずき出版)

大家族だった ねじめ正一さんのリアルなことばと、つちだのぶこさんの人間味あふれる絵が絶妙なハーモニーを醸し出しています。

主人公の「としおくん」のうちは八百屋さん。ページをめくると画面いっぱいに かぞくの顔が広がります。「としおくん」のかぞくは 何人いるのかな? 思わず表紙に戻って数えちゃいます。

「としおくんちって いっぱい ぎゅうぎゅうかぞくて いいなあ ……」。世の中がこんな時だからこそ、心のふれあいや家族の絆を深めたいですね。 ( 増本加代 )


『うちのかぞく』(世界文化社)は、

『読み聞かせで発達支援 絵本でひらく心とことば』(かもがわ出版)

p45〈 あてっこ 〉に掲載の絵本。

本と子どもの発達を考える会

本と子どもの発達を考える会 病院や特別支援学校などで、長年、本を届ける活動を続けてきたメンバーで2010年に設立。 支援の必要な子どもたちへの絵本の読み聞かせなどによる支援活動、 「支援の必要な子どもたちのための本展」・「いのちの本展」の貸出展示ほか、講演などもおこなっている。 著書『読み聞かせで発達支援 絵本でひらく心とことば』(かもがわ出版)2019.12月発行

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