おうち時間におすすめの絵本紹介 〜 Part1

家で過ごそう。絵本であそぼう!

外出自粛による「おうち時間」におすすめの絵本を、本日よりリレー紹介していきます。

毎日の「おうち時間」に絵本タイムを!


紹介するのは、いずれも『読み聞かせで発達支援 絵本でひらく心とことば』 本と子どもの発達を考える会 著(かもがわ出版)に掲載されている絵本です。

昨年12月出版されたこの本は、20年以上、様々な現場で子どもたちへの読み聞かせを続けてきた会のメンバーがその活動記録をもとにまとめた「絵本の読み方実践書」。

子どもたちの心に届くよう検討し、工夫した絵本の読み方がいっぱいつまっています。

初回、紹介するのは『読み聞かせで発達支援 絵本でひらく心とことば』(かもがわ出版)、〈 コミュニケーションの本棚 〉(p47)より


『ねこのピート だいすきな よっつのボタン』

エリック・リトウィン 作 ジェームス・ディーン 絵 大友剛 訳 長谷川義史 文字画(ひさかたチャイルド)

ニューヨーク生まれの超前向きな「ねこのピート」のシリーズ絵本です。

ある日、ピートはお気に入りのだいすきなボタンがよっつついているシャツを着て散歩中。すると、あれあれ? ボタンがひとつずつ取れていきます…… が、ピートは決して泣きません、ぼやきません。まだまだボタンはあるよ!と前向きなのです。そしてとうとうボタンが全部取れてしまいます。そこでピートが見つけたものは……!

かけあって読み進めるうちに、私たちもいつのまにか、ピートのホジティブな考えに明るく楽しい気分になっていきます。 (会長 谷口和恵)

本と子どもの発達を考える会

本と子どもの発達を考える会 病院や特別支援学校などで、長年、本を届ける活動を続けてきたメンバーで2010年に設立。 支援の必要な子どもたちへの絵本の読み聞かせなどによる支援活動、 「支援の必要な子どもたちのための本展」・「いのちの本展」の貸出展示ほか、講演などもおこなっている。 著書『読み聞かせで発達支援 絵本でひらく心とことば』(かもがわ出版)2019.12月発行

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