公開講座を開催しました 2020/9/27(日)
「発達につまずきのある子の輝かせ方」〜 絵本からのアプローチ〜
講師:川上康則先生(東京都立矢口特別支援学校主任教諭、特別支援教育スーパーバイザー)
子どもとの関わり方、子ども支援についての多くの理論を、誰にでもわかりやすく噛みくだいてお話くださいました。また、ワークをまじえ、体感しながらのご講演は、それぞれの立場やステージに応じて誰もが胸におちる内容でした。現場で日々、子どもたちと関わり、さまざまなトライを続け、有意義かつ魅力的な学びの場を生み出している先生だからこその実践者としての説得力に感激しました。
コロナ禍、万全の感染予防対策を行い、開催にこぎつけました。参加の方からは「生の講演会の企画がとても良かったです」との声もいただきました。
〈 参加者の声(一部) 〉
・わかりやすいお話で、子どもの理解について体験できました。
・具体的な捉え方や対応の視点を教えてくださり、学びの多い時間となりました。
・やっぱり直接お話をお聞きするのはいいですね。お互いを尊重する姿勢、ひととしてのあり方を想いました。
・自分の子の行動が少しわかりました。暴言の裏の気持ちもわかってあげたいです。
川上康則先生
東京都立矢口特別支援学校主任教諭、臨床発達心理士、特別支援教育スーパーバイザー。障害のある子どもたちの指導に携わる一方、学校や保護者の相談支援や講演活動に奔走している。著書に『通常の学級の特別支援教育 発達につまずきがある子どもの輝かせ方』(明治図書)、『子どもの心の受け止め方 発達につまずきのある子を伸ばすヒント』(光村図書)など多数。
公開講座の会場では、会の活動ほか、当会が実践で使用している「絵本」を厳選し、展示紹介しました。
展示は『読み聞かせで発達支援 絵本でひらく心とことば』本と子どもの発達を考える会 著(かもがわ出版)に掲載の絵本から。
会の設立10周年のお祝いのお花が届きました(感謝)
公開講座に参加してくださった方、また、いつも活動を応援してくださっている皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも、その時できることを誠実に丁寧に、
出会った子どもたちとの関わりを大事にしながら歩んでいきたいと思います。
0コメント